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聖エリザベス・アン・シートン                   記念日 1月 4日


 アメリカ人として最初に列聖されたエリザベス・アン・シートンは。1774年8月28日に生まれた。義兄はバルティモアの大司教になったが、彼女の家族はほとんどプロテスタントであった。エリザベスは20歳で結婚し、活動的な慈善家となり、1797年には幼児を抱えた貧しい未亡人たちを助ける会の創立者の一人となった。1803年に彼女の夫は5人の子供を残して亡くなった。2年後、エリザベスがカトリックになった時、バルティモアの聖マリア神学院の院長が、学校を始めるように依頼した。これがアメリカにおける小教区学校のカトリック組織の始まりとなった。
 1809年にエリザベスは聖ヨセフ会という新しい修道会を創立するために4人の友人を集めた。その後メリーランド州エミツバーグの近くに貧しい子供達のための学校を開いた。
 1812年までに小さな共同体のメンバーは19人となって正式な修道会として承認され、エリザベス・シートンが最初の長上となった。彼女が修道女として誓願を立てたのは1813年であった。彼女の理想は各地方に広まり、彼女が亡くなった時には24の修道院が設立されていた。